導入前の課題
車両通行時の騒音を解消するには、段差の解消が必要でした。表面上のひび割れは段差によるものです。こちらの損傷は橋台背面と土工部の境界部分に発生していると考えられます。
まず車両輪荷重等によって土工部に圧密沈下が発生し、土工部と橋台に段差が発生します。段差が大きくなるにつれて、舗装が変位に追従できず小さなひび割れが発生し、そこからの雨水侵入と断続的な車両通行により、ひび割れが進行・拡大したと考えられます。このままの状態ですと将来的にはひび割れ部分からポットホールなどが発生する可能性があります。また、この段差による振動は直接的に橋梁への悪影響をもたらす現象でもあるので、損傷の軽微な時期に適宜処置を施すことが望ましいと考えられます。
導入後の効果
改善前 改善後
表層アスファルト舗装を幅600mm、深さ30~40mmではつり、弾性加熱合材ファルコンを充填・舗装し、段差部を封かんしました。ファルコンは、表層部において優れた「たわみ追従性」と「水密性」を有する為、、段差を解消するとともに、表層のひび割れを長期的に抑制する効果が期待されます。
振動・騒音の軽減につながり、走行安全性が向上しました。更に橋梁へのダメージ軽減も見込まれます。
同じ改善事項カテゴリの事例一覧
-
プラットホームの段差解消-弾性加熱合材ファルコンの応用事例
- Những nội dung sửa chữa
- バリアフリー化段差解消
- Cải thiện môi trường sống
- バリアフリー化
同じ生活環境改善カテゴリの事例一覧
-
バスターミナルのポットホール修繕
- Những nội dung sửa chữa
- 損傷の再発防止
- Cải thiện môi trường sống
- 振動・騒音の低減走行安全性
-
舗装ひび割れ対策
- Những nội dung sửa chữa
- ひび割れの再発抑制
- Cải thiện môi trường sống
- 振動・騒音の低減