日本の橋梁の現状

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橋梁の基礎知識

出典:「福岡市道路橋補修教本-基礎編ー」平成29年3月改定

 

橋梁の基本構成

 

 

 

橋梁の種類

【桁橋】主構造に桁を用いた橋

【トラス橋】主構造にトラスを用いた橋

【ラーメン橋】主構造にラーメンを用いた橋

【アーチ橋】主構造にアーチを用いた橋

【斜張橋】塔から斜めに張ったケーブルで桁を吊る構造の橋

【吊橋】ケーブルを塔間に張り渡し、これに桁を吊り下げる構造の橋

 

用語定義

【出典:「道路橋の連続舗装化~埋設ジョイントの設計から維持管理~」 BLB工法研究会】

【舗装体】 埋設ジョイントの本体であり、上部構造端部に生じる変位の吸収と橋面の連続性を確保する役割があります。一般に、舗装体としては、変形性能が高いアスファルト系の特殊舗装材が使用されますが、ゴムチップ舗装材が使用される埋設ジョイントもあります。

【伸縮遊間】 橋台パラペットと上部構造端部、隣接する上部構造端部の離れをいいます。また、遊間には、構造、部位により桁端遊間、床板遊間などの種類があります。

【伸縮桁長】 基本伸縮量を算出する際に考慮する、基準温度時における桁の長さをいいます。

【基本伸縮量】 ジョイントを計画する際に基本となる伸縮量です。常時については、温度変化、コンクリートの乾燥収縮及びクリープ、活荷重によって生ずるたわみによる上部構造の伸縮量を考慮、地震時については、上部構造と橋台間の相対変位または隣接する上部構造管の相対変位、コンクリートの乾燥収縮及びクリープによる上部構造の伸縮量を考慮します。

【設計伸縮量】 基本伸縮量に余裕量を加えた値であり、常時設計伸縮量と地震時伸縮量があります。

【余裕量】 伸縮量の算定誤差と施工誤差を考慮し、基本伸縮量に加えるものです。

【基準温度】 設計図に示された構造物の形状や寸法が再現される時の温度であるとともに、構造物の設計において温度による影響を考慮する場合の基準となる温度を言います。基準温度の値は、気温の特性が地方によって異なることを考慮し、普通の地方では+20℃、寒冷な地方では∔10℃を標準としています。

【設置時温度】 現場にてジョイントを設置する時の温度をいいます。温度変化による伸縮量は、この温度を基準として温度変化の範囲の上限値及び下限値に対して算出します。

【遊間調整】 ジョイントの設置に際して、床版遊間が過大または過小である場合に、適切な方法により床版端部を所定の遊間量に成形することをいいます。

 

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